die Reiseflughoehe 

粟国→那覇

粟国→那覇 (RAC724)  JA5281 2A
 2007年2月3日
沖縄県内には多数の離島路線があり、いずれも個性的な路線なのでどの路線を乗ろうかと迷いましたが、
貴重なアイランダー使用路線である那覇〜粟国を往復しました。

一日3往復のうち朝一番の那覇発RAC721便で粟国島へ渡り、一本落として昼前の724便で那覇へ
戻ります。




この航路は定員10名のアイランダー。当時国内線定期航路において最も小型の機材です。
搭乗の際には秤に乗ってウェイトバランスを取るほどです。



空港自体も800mのランウェイに公民館のような小さな平屋の建物です。



721便は満席でしたが、724便は私を含めて乗客3名。その3名全員が721便で粟国に渡った人で一目で
島民ではなく「アイランダーに乗るために粟国に来た」と分かります。
搭乗の際にパイロット氏に「えっ? もう帰るの?」と笑顔で声をかけられます。
コックピット、というよりも機長席の真後ろがアサインされた2Aの座席です。

往路は満席だったため機長席の隣、一般的にはコーパイ席とでもいうべきところにも乗客(おばさん)が
座っていました。



巡航高度は1,500ftほど。途中フェリー粟国とすれ違います。
距離が短く与圧のないアイランダーでは遊覧飛行のように低空を飛ぶため、フェリーもはっきり確認できます。








しばらくすると那覇空港が見えてきました。
粟国島は那覇の北西60kmですので足の遅いアイランダーでもすぐです。
東京から茅ヶ崎、大阪から大久保、難波から和歌山に行くような距離です。電車でも1時間弱圏内です。



ここから機は右に旋回し、RWY36に向かいます。
正面に見えるのは瀬長島。ここからぐるっと回って瀬長島の右側から進入します。



瀬長島右側付近から。いよいよRWY36に進入です。



無事に着陸。ここからオープンスポットまで進みます。
ブロックタイムでも僅か25分の短くも楽しい旅は終わりです。


この便は時刻表では AGJ1045→OKA1110、ブロックタイムは1045→1110で時刻表どおり。
フライトタイムはRWY01から1048に離陸、RWY36にランディングが1108でした。


※現在当路線は第一航空が同じくアイランダーにて運航しています。
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