die Reiseflughoehe 

羽田→岡山 (夜間飛行)


2011年1月17日 JL1687 JA8064 36A


昨今のデジカメの進歩には驚かされます。特にフィルムでは絶対不可能だった夜撮が
極めて容易に撮れるようになってき、夜間の離着陸の写真も多く見かけるように
なってきました。
そこで「夜間飛行時の機窓撮影はどこまできれいに撮れるか?」に挑戦しました。
ISO3200で撮った写真を明るさ・コントラストの処理を行った結果です。

この便ではMD90ということもあり、主翼と尾翼の間の席を敢えて選びました。
そのため主翼とライトが写真に入り込んでいます。


まずは厚木基地周辺を飛行中。
右側海上に赤く光るのが江ノ島、その近くの明るい街が藤沢、中央寄りが大船、さらに中央手前が戸塚
付近です。奥は三浦半島で、左岸の明るい街が横須賀です。
三浦半島の奥の光は房総館山でしょうか?
高度が上がる前は地表との距離が近いためにどうしてもブレやすくなりますため、1/125で撮りました。


もう少し進んで、左手に藤沢、右手の黒い部分が相模川です。



この後 富士山上空を通過する際は「夜間だから全く見えない」と思っていたのですが、月明かりに照らされる
雪山とその中央の真っ暗な火口が見えるというとても神秘的な姿を見ることが出来ました。
尤も、肉眼では確認できたものの写真では真っ暗で何も写っていませんでした。
だからこそなお一層神秘的に感じるのでしょうね。


名古屋市上空は曇っており、名港の橋がかろうじて見える程度でしたが、岐阜上空辺りで雲が切れて
きました。既に機は巡航高度に達していますので、1/20までシャッタースピードを落としてみました。
三重県北部と左の明るい島がセントレアです。



今度は京都府南部。大山崎付近、さらには上に奈良方面まで見えます。



池田市北部から見た大阪平野。横切っている山々は五月山、中央の黒い部分は伊丹空港、
東西に横切る黒い線は淀川です。



宝塚市北部から眺めた大阪平野。右手の黒い部分は六甲山系です。


三田市付近から。中央の黒い部分が六甲山系、その奥が神戸、左手が大阪市、大阪湾を挟んで
泉州方面まで見渡せます。まさに100万ドルの夜景です。



今度は三木市上空から。中央左手が西神ニュータウン、左奥が須磨方面、中央付近が明石海峡大橋
です。右手は明石市で、そこから手前に伸びる光の筋は国道175線です。


加古川市付近から明石海峡大橋、さらには泉州方面を望みます。
右手のオレンジの光は神戸製鋼所です。


この後は播磨灘の暗い中を通りますので撮影には不向きです。



オマケ (2011年1月18日 JL1688 JA8525 23K)
帰路に撮った写真です。帰路はもう少し北寄りのコースを通過しましたので神戸・大阪は撮れませんでした。

まずは姫路市。


今度は京都市南部。左下から右上に延びるオレンジの線は名神でしょうか。


最後に御前崎。家々が少ないのでかなり暗い感じですが、それでも半島の形に光の線が広がっています。

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